2019.10.11【絶対に行きたい温泉旅行】

今日の午前中は息子の参観会。

園の許可をいただき心菜と2人で参加。

退院後1週間様子をみて

大丈夫そうなら来週復帰となっていたので

参観会という形でも園の空気に触れられ

慣らしという意味でもよかったかな。

お昼をはさんで午後は通院リハビリ。

1日動いていて心菜にはちょっとハードだったようで少し疲れた様子。

さて、この日、大問題が発生する。

入院中、心菜には

「退院したら行きたいところ」

がいくつかあった。

ディズニーランド

アンパンマンミュージアム

水族館

地元の遊園地

そして

「じいじばあば達と一緒に温泉」

地元には近場に温泉地がある。

体調も考慮して場所は近場で考え

それは心菜の了解も得た。

そのことを両家のじいじばあばに話したら快諾!

退院したらすぐにでも行きたかったので

みんなの都合もついた、明日からの三連休で予約をとっていた。

簡単にとれた予約ではなかった。

決めたのが遅かったので

どこの宿泊先もいっぱいで

やっととれた予約。

「心菜の願いはできるだけ叶えたい!」

と必死だったから

無事に予約がとれた時は心底ホッとし

私たち家族もじいじばあば達も

とても楽しみにしていた。

ところが、なんと

明日は台風が直撃するという。

しかも、生半可な台風じゃないらしく

『絶対に家から出ないで!』

という警報級のレベルだ。

天気予報はずっとチェックして

ずっと願っていたけれど

前日の予報はほぼ間違いない。

「よりによってなんでこの日に…」

膝から崩れ落ちそうなぐらいの衝撃だった。

涙がでる。

大げさかもしれないけれど

こっちは余命宣告をされている。

奇跡を信じているとは言えど

「いつなにが起きるか分からない」

ことはいつも頭の片隅にあった。

「また次ね!」

なんて余裕はない。

でも、私たちだけならともかく

いくら近場だからとはいえ、高齢の親たちに無理を強いることはできない。

気持ちが揺れた。

揺れまくった。

とりあえず

心菜に行けなくなるかもしれない旨を伝えたら、泣いた。

じいじばあばと一緒ということが願いだから

当然家族のみというのもイヤがった。

両家の親の意見も割れた。

真っ二つ。

どちらがいいとか、そういう問題ではなく

それぐらい切迫していた。

でも、ふとひとつの考えが浮かぶ。

「こんな近場でも無理ということは、他県からは尚…?」

ホテルに電話をして確認したら

やはりキャンセルが相次いでいるという。

そして、もうひとつ分かったのは

「予約が空いた」こと。

三連休だったので、連泊が多かったようで三日間予約で埋まっていたのだが

逆にだからこそ空いたのだ。

私たちが予約していた土日のみではなく

日月も空いたということ。

急いで両家に連絡したら

ちょっとひと悶着はあったけれど

なんとか1日ずらすことで決まった。

よかった…。

涙がでてきた。

わがままかもしれない。

なに様!?

と思われるかもしれない。

でも

子どもが病気になるということは

子どもに命の期限が言い渡されているということは

そういうことなんだ。

私だって「また次ね!」って

余裕を持って対応したい。

でも

それができなかった。

みなさん、すみません。

今は

心菜のことは

叶えてあげたいんです。

だから

本当に

ありがとうございます。

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