2019.10.6【お芋ほりと洋服問題】

病院にも来てくれた園のお友達家族が

家でのお芋ほりに誘ってくれた。

入院前までは顔と名前がやっと一致する程度だったのに

とても優しく親切にしてくださってありがたかった。

出発前の準備の時に壁にぶち当たる。

お芋ほりなのである程度露出を控えた格好にしたかったのだが

薬の副作用ですっかり肥えてしまったために、都合の良い服がない。

病院ではお腹が出ていてもあまり支障がなく

尚且つかわいい格好のワンピースで過ごすことが多かったけど

今日はそうもいかない。

なんとか選んだのは

Tシャツと履けるパンツと長靴。

お腹がパンパンに目立つ服装で、心菜はなにを思ったのだろう。

たとえ体重が増えてしまっても

親としてはどんな心菜の姿も可愛かった。

頑張った証でもあるから誇らしいものでもあるし。

けれど、心菜自身は鏡を見ることをしなくなった。

言葉にはしないけれど気にしているのは見てとれた。

洋服やお化粧などオシャレに興味がある心菜だから

きっと複雑な気持ちは持っていたと思う。

見た目が変わるというのはそれ自体が辛いのではなくて

現実を突きつけられている気がすることが辛かった。

そして

心菜の葛藤が見える時も、また辛かった。

肝心のお芋ほりだが

最初こそ気恥ずかしそうにしていたけれど

笑顔もでて楽しそうだった。

お友達との笑顔が見られてよかった。

保育園復帰前にお友達と会えてよかった。

貴重な時間をありがとうございました。

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