2019.11.5【入院】

入院日の朝は早い。

午前中の早い時間に入院受付を済ませなければならない。

私の親たちが協力してくれて

父母と養父の3人が早朝からファミリーハウスに来てくれた。

親にとっても遠方なんだけど

「できることはしたい」

と言ってくれていたので

甘えられるところは頼ることにしていた。

ありがたい。

親たちに息子をお願いして

心菜と夫と私の3人で病院へ向かう。

入口からどんどん歩いて進む心菜

先月の診察では抱っこだったのに…ありがとう

入院手続きが済むと、すぐさま検査。

私は荷物の整理があったので、心菜の付添いは夫。

まずは採血、点滴ルート確保、レントゲン。

ルートどりをすると片方の手を包帯でグルグル巻きに固定しなければいけないので

自由自在というわけにはいかなくなる。

以前はそれで手が腫れてしまったこともあったので

ピックなどにはできないのか相談してみたが

短期間だし、手術までは通常のルート確保でとのこと。

仕方がない…とはならず、心痛い。

無事に病室には戻ってきたが

検査はこれで終わりではなく、夕方からはMRIがあった。

MRIの時に鎮静をかけるので飲食は13時まで。

戻ってきた合間に急いで昼食を食べた。

そして私は一旦ファミリーハウスに行って、息子と親たちと共に再び病院へ戻る。

今回の入院で嬉しい点として

地元の病院は小児科病棟だったので幼児の息子は入ることができなかったけれど

ここは脳外科病棟だったので子どものお見舞いもOKなこと。

病棟に入ってお姉ちゃんを見つけた息子は嬉しくて

「ココー!」

と名前を呼びながら駆け寄ってくる。

だけど、気持ちが先走りすぎて、転ぶ(笑)

お姉ちゃん大好きな息子。

こうなっちゃうよね。

姉と弟のなにげない光景が

たまらなく幸せなんだ。

病棟でつかの間の家族時間を過ごした後は

夫と息子とはしばしお別れ。

夫は心菜の手術日も来てくれるけれど

息子が来るのは11日後の2歳のお誕生日。

寂しい思いさせちゃってごめんね。

その日は一緒にお祝いしようね。

心菜はMRIの準備で病衣に着替えて

パパと弟に見送られ、私の付添いで検査室へ。

歩いてだよ。

それだけで嬉しい。

鎮静をかけて検査に入ったタイミングで

私は再び病室へ戻り、地元へ帰る夫と息子を見送った。

気をつけて帰ってね。

きてくれてありがとう。

MRIが終わるまでの間は病室で待機。

私はすごく心配だった。

なぜかというと

入院時も最初の検査の時もニコニコしていた心菜が

鎮静前に泣いたからだ。

多分、検査云々細かなことではなく

そもそも入院なんてイヤだよね。

家から離れた場所で

家族ともバイバイして。

1ヵ月間日常生活を送っていたから余計に…かな…。

理由は分からないけれど

我慢してくれているのは分かるから…

頭の中は「ありがとう」と「ごめんね」でグチャグチャだった。

でもね、心菜は笑顔で病室に戻ってきてくれた。

間もなく手術前説明があって心菜は看護師さんと待つ時間だったけれど

それもご機嫌で待っていてくれた。

前回の入院時と違って

ここではご機嫌で笑顔で、お医者さんや看護師さんたちともたくさんおしゃべり。

病気の症状おさえられているのと

デカドロンがごく少量なのが大きいのかもしれない。

手術前検査の時に見せてもらったとったばかりのMRIでも

先月よりも小さな腫瘍も確認できた。

あとは治験手術。

これでトドメだね。

腫瘍ぶっ倒そうね。

ずっとずっと

ママと一緒にいようね。

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