2019.8.24【外泊】

放射線治療は平日しかない。

土日祝は基本医療治療はないのでなにもやることがない。

ということで、心菜は基本、平日入院・週末は外泊ということになった!

朝から外泊が楽しみで仕方がない様子の心菜。

いつも食事はデイルームで食べているが、この日は

「朝ご飯はこっち(病室)で食べよう!早く帰りたいから!」

と少しでも時間短縮をはかる(笑)

そういう姿が嬉しいし、いちだんとかわいい。

夫は仕事なので今日は心菜と私の2人でお出かけ。

一旦帰宅してから心菜のリクエストツアーへ出発。

まずはくら寿司(定番中の定番)でお昼を食べて、続いてソフトクリームを求めてイオンへ。

移動は基本車イスで、抱っこのときもあり、以前のようにサクサクは進まないこともある。

イオンではソフトクリームを食べて、ブラブラしていただけだがあっという間に時間は過ぎてしまった。

帰り際、これまたリクエストのミスタードーナツを購入し店を出る。

この頃の心菜はデカドロンで肥えていたのに加えて

放射線の副作用で脳の腫れがあったのか、はたまた腫瘍が腫れていたのか、斜視がでてきて、まぶたも落ち気味だった。

治療が始まって以降、変化していく容姿には胸が痛む。

変化そのものが苦しかったわけではない。

その変化を目の当たりにすることで、現実が突きつけられているのが辛かった。

帰り道に心菜と2人で保育園へ息子のお迎えに向かう。

園には数日前に家に来てくれた心菜が大好きな先生もいた。

先生が来てくれたときは家の中を四つん這いで移動していたのに、この日は少しだけ歩いた心菜。

その姿を見て先生は驚き、喜んでくれた。

他の先生方も手をふってくれ、心菜を笑顔で迎えてくれる。

嬉しくて、ありがたい。

私が心菜とこういう時間を過ごせるのは園の理解と協力が大きい。

この日は希望者のみの土曜保育。

申し込みは治療計画が決まる前だったので、夫が仕事ということで申し込みをしていた。

でも外泊になり私がいることになる。

だけど息子がいたら心菜を十分にみてあげられない状況を理解してくれ、申し込みをそのままにしてくれた。

この日だけではない。

心菜が介助が必要なことや、その心菜を基本は私しかみられないことを分かってくれていた。

入院当初から

「息子くんのことはこちらでも精一杯フォローします!」

と言ってくださっていた先生方。

その言葉通り、我が家は保育園に大きく支えてもらっていた。

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