2019.8.27【付添いの本音】

朝は通常通りリハビリ。

病室に戻ってきてからは私の友人が送ってくれたパズルとチェーリングメーカーで遊ぶ。

心菜と同じ年ごろの娘さんがいる友人だけに、さすが喜ぶものをわかってる!

心菜のリクエストでチェーンリングメーカーのバッグを作ったり楽しい時間が過ごせた。

我が家は共働きで、さらに私は土日祝の仕事も多かったので、子どもたちとゆっくり遊べる時間が少なかった。

共働きの宿命といえど、子どもたちがお休みの日の仕事については常に葛藤があった。

でも、入院の付添い中はたっぷり心菜との時間をとることができる。

付添中はまともな食事がとれなかったり、寝るところが狭かったりでストレスが多いと聞くけれど、私はハッピーの方が大きかった。

食事については、私の父と母が毎日のように心菜に会いに来てくれて、何かを届けてくれたので恵まれていた。

心菜と共にお昼ご飯は抜いていたけれど、病院内だけの生活はあまりお腹がすかないから苦痛もない。

ベットは病院の決まりで必ず付添ベットをレンタルしなければならなかった。

けれど、心菜の希望で毎日添い寝だったので、付添いベットを使ったことはない。

付添ベットは固くて小さい。添い寝は狭い。

いずれにせよよい条件ではないけれど、やはりこれも苦痛には感じなかった。

だって、家事も食事もなにもせず、ただただ子どもと一緒に時間を過ごせる。

こんな贅沢な時間は心菜が病気にならなければ、なかったかもしれない。

そう思うと、付添い生活は私にとってはありがたく幸せな時間だった。

どんなに記憶を絞りだしても“辛かった“というワードがあがってこない。(病気のことは辛くて毎日どこかで泣いていたけれど…)

迫られる用もなく心菜といられてハッピー!という感覚だった。

この日は小児病棟にクラウンが慰問訪問に来てくれた!

クラウンたちが各病室を回って芸を披露してくれたり、芸に参加させてくれたりの楽しい時間。

でも、入院中は塩子で黙り込んでしまう心菜は、クラウンがきても知らんぷり。

周りや私が明るく声をかけても興味がない素振りだ。

今までの心菜だったら絶対に前のめりでワクワクを全面に押し出しながら見ていたと思うと、すごく切なくなった。

病気のせいか、お薬のせいか、入院がイヤなのか、全部が理由なのか、答えは分からないけど、胸苦しかった。

ただ、時々だけどチラリとクラウンを気にするような目線もある。

無理やりのように皿回しリレーに参加させて、みんなで記念撮影時もつれない表情をしていたけれど、クラウンを気にしていた目線を信じ、心菜が楽しかったと思いたい。

今日の心菜

・まっすぐ歩けて、まっすぐ座れる

・鎮静はすんなり

・放射線治療後はぐっすり寝て、おむつは正解!

・浣腸成功。やわらかめの便まで進む

・「走りたい!」「階段登れるようになりたい!」と意欲を示す時間あり

昨日記入したセカンドオピニオンの書類を提出。

どうか明るい未来に続きますように。

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