2019.9.12【初めて一度も起きずに迎えた朝】

入院してから初めて一度も起きることなく朝を迎えた。

ブログにも何度か書いたが、入院してから夜中に何度もトイレに行くようになった。

入院したてのころは多い時で10回ぐらい。

だんだん減ってきたものの、2.3回起きる起きることは普通にあった。

でも、この日は朝までグッスリ寝られた!

そのおかげか朝の6:30から絵本を楽しげに読む心菜。

心身ともに違うのかな。

朝食はいつものようにデイルームで。

だいたい8時ごろには食事が届く。

デイルームに食事他、荷物を一旦持っていってから、病室で待ってってくれた心菜を迎えに行く。

9時のリハビリ開始を目標に動くから結構タイトだが

9時以降は放射線治療が終わるまで食事が摂れない心菜にとっては大事な時間。

朝食とデザートをじっくり味わいながら食べて英気を養う。

デカドロンで食欲凄まじかったはずなのに、事情を分かっていた心菜は昼食抜きでも文句ひとつ言わない。

それだけに食事時間はちゃんと確保してあげたかった。

朝から絵本を読んで好調!と思ったけれど、この日はリハビリでご機嫌ななめに。

どうしたわけか途中で大泣きが始まったので、早めの退散となった。

病室に戻る途中に、心菜と同じクラスの子のママさんとバッタリ!

そのママさんはこの病院に隣接する場所で勤務をしていて、入院した直後にも病院近くのお総菜屋さんで遭遇していた。

また、入院する少し前に遊びに行った屋内遊技場でも会い、その時は子どもたちが一緒に遊び、親同士もたくさん話をした。

ここに登場する室内遊技場。心菜の異変を感じたときに会っていた。

ご縁というのはこういうことなのかな。

早々に話をして事情を知っているし、そのママさんが看護師さんということもあって、私にとって凄く話やすいママさんだった。

この日も近くのベンチに座って色々話を聞いてもらった。

医療者であるということ以前に、とても心が優しい方。

助けられた時間だった。

その間心菜は車イスに座りながら静かに待っていてくれた。

お友達のママで知っているお顔だから安心してくれたのかな。

話を聞いてくださったママさんも、待っていてくれた心菜も、ありがとう。

さて、デカドロンでどんどん顔がむくんでしまっている心菜。

この頃になると放射線治療時に着けるフェイスマスクがはまりにくくなってきた。

この日もなかなかはまらず、擬音にすると“ギュウギュウ”マスクをはめる姿に涙がでてきてしまった。

作り直すこともできたのかもしれないが、そうすると1日1回の鎮静がマスク作成で終わってしまい放射線終了日が延びてしまう。

すなわち退院が遅くなってしまうので、私たち家族も病院側もできるだけ計画通りに進めたかった。

心菜にとってなにが1番いいのか正直分からず、幾度となく悩みにぶつかるけれど

マスクに関してはそのまま使う、というのがだした答えだった。

リハビリ後にちょっとウトウトしていた心菜。

朝早かったから眠たかったのか、結局20:30には寝てしまった。

グッタリ感があるかな?

それとも単純に眠たいだけなのかな?

分からないから心配。

明日は今日よりも気持ちよく過ごせますように。

夕食時にエクレアを頬張る。頑張っている心菜にとって大事なデザートタイム。無言で夢中で食べる姿はどんな食レポよりも説得力があった。

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