22019.10.2【同じ気持ちのママと語り明かした日】

放射線治療は昨日で終了し

治療効果確認のMRIは明日。

ということで、今日はフリーデイ!

朝食時から笑顔がこぼれる。

午前中はいつものようにリハビリ。

退院が近づいて嬉しいのか、歩きで向かう。

リハビリもニッコニコだよ!

パズル、シール、足のリハビリ

全部笑顔でできました。

今日は鎮静をかけないからお昼ご飯も食べることができて

またまたパパが仕事の合間にきてくれた!

午後には私の友達がケーキを持ってお見舞いに来てくれて

その後には心菜の保育園のお友達一家が会いに来てくれた!

昨日に続いてお友達に会えて、心菜はすごーく嬉しそう。

シャワーは久しぶりの夕方。

普通の1日を過ごせたような気分の日。

この日は同じ部屋に小児がんの子が定期治療のために入院してきた。

心菜がいた部屋は4人部屋だったのだが

心菜以外は出入りが多い部屋だった。

アレルギーやフォローアップのための1日検査入院が多くて

外科の手術やなにやらでも、長くても1週間弱。

だから仲良くなることもなかったし

正直に言うと、同じような気持ちを分かり合える親御さんには出会えなかった。

入院していた病院は小児がん対応病院ではあるが

血液腫瘍化の子どもたちが常に入る、他の部屋よりは衛生的に管理されている部屋は満床でだったので、抗がん剤治療がない心菜はその隣の一般の部屋となった。

だから

同じく、小児がんの子のママと廊下やデイルームで会って話すことはあっても

部屋で話せるママはいなかった。

でも、この日は違った。

その子はある小児がんで、定期的な抗がん剤治療で短期入院が必要だった。

時々見かけたことはあったけれど

今までは部屋が違い、話す機会がなかった。

ただこの日は同じ部屋。

しかもその親子と私たちだけ。

打ち解けるのに時間はかからなかった。

いつも「こどもの命」を心配して過ごしている同志

話始めたら止まらなくなった。

子どもたちが寝た後も止まらない会話。

見回りにくる看護師さんたちも私たちの気持ちを汲んでか

特に何か言われることはなかった。

「お酒飲んでないのに居酒屋みたいだね!」

それは騒いでるということではなくて

笑いながらも、深い話が止まらないということ。

すごく深刻な気持ちをお互いに吐き出しあった。

話せるだけで違う。

小児がんの子どもを抱える怖さを分かり合えるだけで違う。

何時まで話したかは覚えていない。

「こんな時間だから寝よっか。」

その言葉で眠りについたことは、覚えている。

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