台風一過の青空!
汗ばむぐらいのお天気に!
今日は早くから出発。
温泉旅館は夕方からだけど
その前に温泉街にある遊園地へ。
入口に入るとまずはフォトスポットが目に入った。
ハロウィン月ということもあり
仮装グッズも用意されていた。
もちろん心菜も仮装を希望したが
肥えてしまっているため着るものが限られる。
見た目が病気発覚前の心菜とは違う。
こういう時に現実を突きつけられる。
胸がえぐられる。
親だからどんな姿でもかわいいけれど
【変化】ということに苦しい現実がつまっているのだ。
でも、その気持ちは
心菜によって救われる。
少しはにかみながらも、嬉しそうな笑顔。
よかった…と喜びと安堵の瞬間。
園内では乗り物だけでなく
食べ物にも目がいってしまう心菜。
デカドロンは退院時から減薬にはなっているれど
急にはやめられないので
まだしっかり飲んでいて、副作用は大きい。
食欲が増すのもそのひとつ。
「夜ご飯が食べられなくなるから!」
と一応注意はしつつ
食べ物の看板を見つけると
“ジーッ”と見入る姿はとてもかわいかった。
で、買ってしまう(笑)
途中から姉と姉の子どもたちが合流。
一緒に泊まる私の親たち(実父母、養父)も合流。
みんな心菜に会いたいんだよね。
元気な姿に喜んでくれた。
そう、心菜は明らかに快活になっていた。
この遊園地には、入院中の外泊時も来たけれど
その時と大きく違うのは
心菜が歩いて遊べたこと。
あの時は念のために車イスも持っていったし
心菜も途中歩くのをイヤがった。
でも、今回は違う。
休みながらではあったけれど
歩いて過ごせた。
治療の効果がでていることは嬉しいこと。
遊園地で遊んだ後はいよいよ旅館へ!
夫側の両親とも合流して、メンバーが揃う。
心菜のいくつかの希望の中で、温泉旅行については
「じいじとばあばと一緒」
ということにこだわった。
それがなぜなのかは分からないが
心菜の中では実現したいイメージがあったのだろう。
お風呂はばあばたちとみんなで入った。
ご飯はみんなで食べた。
ご飯の後もひとつの部屋に集まって
みなんでビンゴゲームなどで遊んだ。
心菜を中心にみんな笑っていた。
心菜も嬉しそうだった。
心菜の希望が叶えられて
私も嬉しかった。
仮装にはにかむ。かわいい
黙々と食べる(笑)