午前中の早い時間に昨日のMRI検査の結果に基づいての話し合い
いわゆるIC(インフォームドコンセント)があった。
緊急入院の夜にかなりハッキリした話が合ったので、それをもとに前日までネット検索。
でてくる内容は目を塞ぎたくなるものばかりだったので、ICはかなり覚悟をきめてのぞんだ。
見せてもらった娘の画像はパッと見、腫瘍が3つあるように見えたが
実際には脳幹部と脳幹から張り出しているもので腫瘍としては1つということ。
脳幹部グリオーマとはどういうものかという丁寧な説明の後に
脳外科や放射線科とのカンファレンスをした結果の主治医からの見解があった。
主治医からでた言葉は
「典型的な脳幹グリオーマではないかもしれない」
と、覚悟していたものとはちょっと違っていた。
もしかしたら治療法がある腫瘍かもしれない
腫瘍の種類によっては抗がん剤が効くかもしれない
それを調べるには生検手術が必須だということで生検手術をすることになった。
本来ならば脳幹への手術は不可能だが、娘の場合は張り出している箇所がある。
そこからの生検が可能ということだった。
でも生検に関しては怖さと心配がある。
その気持ちから
「本当に大丈夫なんですか⁉」
と強めに質問してしまった。
しかし医師は
「大丈夫だから提案しています。」
と毅然とした態度での返答。病院側の自信がうかがえた。
最悪な状況ではないかもしれない
絶望の淵にたたされていたが、ここで一筋の希望の光が差しこむ。
あとは、今の状態への治療の話。
・水頭症があるのでデカドロンの点滴を開始する
・デカドロンの副作用
以上でICは終了。
直後からデカドロンの点滴が始まった。