久しぶりに息子が病院へ。
10日ぶりのきょうだい再会に大喜びかな⁉と思いきや、2人ともまさかの緊張。笑
息子は最初固まっているし、心菜はいつまでも微妙な距離がある。
2人ともになにか思うことがあるのかな?
と考えつつ、そんな姿もまたかわいい。
2人が揃う姿は最高に幸せだ。
再会後は付添を夫と交代してもらって私は外出。
息子は私と一緒に出て、私の実家に預かりをお願いをした。
昨日は夫の実家だったし申し訳ないと思ったけれど、交代をしてもらえる時にどうしても行きたい場所があった。
それは街中のアクセサリー屋さん。
ネックレスの修理を頼みたかった。
こんな時に!と思われそうだけど、理由がある。
よくつけていたそのネックレスは、ある朝の日アクシデントでチェーンが切れてしまった。
心菜の様子がおかしくなって日増しに不安が募っていた頃。
抱っこしていた心菜がバランスを崩し、私のネックレスを掴んで引っ張ってしまったのだ。
ブッツリと切れてしまったことに不吉な気持ちになり不安がより広がったことを気持ち悪いほどに覚えている。
その後、脳腫瘍が発覚した。
ネックレスを直すことによって脳腫瘍がなくなるわけではないけれど、壊れたままでは落ち着かない。
病理検査によってはもしかしたら良い方向に転じるかもしれない可能性があったこの時期は
不安を払拭できることはなんでもしておきたかった。
願掛けだろうがなんだろうが、しないと過ごしていられなかった。
修理には1ヵ月ほど時間がかかるということで正直泣きそうな気持になったけれど
「なるべく早くお願いします」
とネックレスを託した。
心菜とお揃いでネックレスやブレスレットなども買った。
「喜んでくれるかな?」
この頃はいつもこんなことばかり考えていた。
少しでも心菜が喜んでくれて、笑顔になってくれることを見つけたかった。
用事を済ましてからは、またまた心菜のリクエストでマックのチーズバーガーとポテトを買って病院へ。
2日連続の交代だったからか泣いていたみたい。
待ってってくれてありがとう。
パパ・ママ・心菜、3人で夜ご飯を食べてパパとはバイバイ。
親子で過ごせる週末が終わった。
でも、息子には我慢ばかりさせてしまった週末。
息子よ、ごめんね。
早く家族みんなで過ごしたい。