2019.8.17【大好きな先生】

夫はお休みで家族みんなで過ごせる日。

午前中は心菜の病気平癒祈願へ。

この時はまだ神様はいると信じていたので心菜が治るよう必死でお願いをしてきた。

病気発覚当初ある人にすべてを話したとき、その人が言った言葉が印象的だった。

「神様なんていないよ。もしいたとしたら、幼い子どもにこんないひどい仕打ちはしない。」

そう聞いて妙に納得した自分がいた。

なのに祈願だなんて矛盾だらけだ。

でも、まだこのときは、そんな神様にさへすがりたかった。

お昼ご飯は心菜のリクエストでくら寿司!

ここからは同居の養父も一緒に5人での食事。

「好きなものを食べて!ガチャガチャもしよう!」

5人いる心菜のじいじばあばの中で、一緒に暮らしていた分普段の心菜を1番知っていたのは養父だと思う。

そして、日常生活から心菜の賑やかな“生活音”が聞こえなくなり、悲しみが1番身に染みていたのも養父だったかもしれない。

ご飯を食べて養父を自宅に送り、続いては買物へ。

心菜が欲しがっていた流しそうめん機を買いに行く。

お店では基本は車イスでの移動だったけれど、やっぱり途中は歩いていた!

ほんの数分。手助けもほしい。だけど歩く。

楽しいことは活力をくれるからこれからも作っていきたい。

流しそうめん機は無事に購入。

大きなスライダータイプのものにした!楽しみ!

この日最大のイベントは夜に待っていた。

なんと、保育園の先生が心菜に会いに来てくれたのだ。

当時のクラス担任の先生と、入園当初から2年間担任だった心菜が大好きな先生の2人。

入院以降パパママ以外とはほぼ話さず、塩対応が続いていた心菜だったからどうなるのか心配だったけれど…。

2人が来たら急に泣き出して

「だっこー!!」

と言いながら先生のもとへ。

先生に抱きしめてもらいながらワンワンと声をあげて泣いていた。

これまでの心菜のことがあったので、まさかこんなに喜んでこんなに甘えるとは想像もつかなかった。

ビックリしたと同時に、それだけ先生のことが大好きなんだと伝わってきた。

親としては、家族・親族以外にも心菜にとって大事な存在がいることが嬉しかった。

来てくれただけでも十分だったのに、心菜へのプレゼントと御守りもくださった先生方。

私もお話することができて充実の時間となる。

なにより心菜の大きな活力になったのは明確で、先生に会えてからは自ら積極的に動くようになった。

歩けないから抱っこ!ではなくて、ハイハイでできるかぎり自分で移動する。

感動した。嬉しかった。

人が人を想う気持ちってすごい。

人の想いからパワーがうまれるということを実感した。

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