2019.8.22【グーチョキパーができた!】

今日の心菜は快活だ。

夜まで機嫌がいい時間が多かった。

まずは朝ご飯。

お腹がすいているし、お昼ご飯は抜きだから楽しみにしていた。

入院当初からご飯は病室ではなく面会もできるデイルームで食べている。

これは退院するまで続いた。

毎食ごとに食事に必要な準備をし、それをトートバックに詰め、車いすで移動。

時おりデイルームで食事していた子はいたが、毎回は心菜だけだった。

なぜデイルームがいいのか真意は聞いたことはないが、病室よりは開放的な気持ちになれたのかもしれない。

リハビリも通常運転。

いつものようにパズルを楽しむ。

リハビリ後、私の友達が会いに来てくれた。

もちろん心菜も一緒に会いに行くのだが、そういう時は心菜は絶対に抱っこ。

しかも私の方向に顔をうずめて、正面は向かない。

今までの心菜だったら誰にでも話しかけて楽しそうにしていたのにな。

病気の影響か、薬の影響か、入院生活の影響か。

こういう姿は切ない。

放射線治療も無事に終え、鎮静あけまでも昨日のようなぐずりはなくすんなり運んだ。

鎮静がうっすらかかっている間は食べ物の話が多い。この日は

「おなかすいたー。えくれあー。」

と(笑)たまらなくかわいかった。

びっくりするほどご機嫌だったのは夕食後のこと。

『あたまのびーむのちりょうをうけるここなちゃんへ』

というお便りを声をだして読み、ところどころケラケラと笑うのだ。

例えば

『きもちがわるい・あたまがいたいときはおしえてね』

を読み上げながら

「『きもちがわるい』わるくなーい!『あたまがいたい』いたくなーい!」

というかんじで、ひと項目ごとにツッコミ笑っている。

絵に描いたようにケラケラゲラゲラ笑っている。

久々に楽しそうに笑っている心菜が見られて、とても嬉しく、その様子をたくさん動画に撮った。

もしかしたらご機嫌には身体的な変化が影響していたのかもしれない。

このちょっと前、放射線治療からしばらくたってから、心菜が

「グーチョキパーができるようになった!」

と教えてくれたのだ。

「ママ、パーができない。」

と左手を差し出してから1ヵ月とちょっと。

心菜にとっては久々の“グーチョキパー”だった。

自ら「グーチョキパーのうた」を歌ってくれたほど嬉しそうだったし

私も飛びあがるほど嬉しかった。

放射線治療を始めてまだ4日。

担当医師は

「放射線よりは薬の効果かな」

と言っていた。

苦いお薬なのに服薬も毎回頑張ってくれているもんね。

回復していき、それが心菜の笑顔につながることはなんでも嬉しい。

医師といえば、セカンドオピニオンのことを話した。

病院も決めたので資料も準備してもらわないといけないし。

医師は快諾してくれた。

すべてのことに少し前進できた気がした1日だった。

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